毎月の植物

庭園・公園・植物園

鎌倉の6月を歩く|寺と庭で出会った季節の植物たち

はじめに2023年6月10日、鎌倉駅から浄明寺方面へ歩き、浄明寺、報国寺、杉本寺を巡りました。鎌倉といえばアジサイの名所として知られていますが、今回は長谷寺や明月院には足を運びませんでした。それでも道沿いや寺の庭では、初夏を彩るさまざまな植...
庭園・公園・植物園

都会の庭に咲く6月の植物たち|赤坂アークガーデン散策

数年前、泉屋博古館東京を訪れた帰りに立ち寄った赤坂アークガーデン。高層ビルに囲まれた都心にありながら、四季折々の植物が観察できる静かな庭園です。今回は、そのとき撮影した写真をもとに、初夏に見られた植物たちをご紹介します。赤坂アークガーデンと...
毎月の植物

GWの阿蘇・産山村で見た植物風景|少し遅れていた2026年の春

2026年のGW、阿蘇と産山村を訪れました。5月初旬の阿蘇は、例年ならもう少し初夏に近づいている印象があります。しかし今年は、春が少しだけその場に残っているような空気がありました。2024年の同じ頃にも訪れていますが、今年は藤がまだ咲ききっ...
庭園・公園・植物園

GWの九州で出会った藤の花|佐賀・熊本で見た山藤と藤棚の風景

5月の九州を歩いていると、ときどき遠くの山に紫色が浮かんで見えることがあります。近づいてみると、それは木々に絡みながら咲く藤でした。2024年と2026年のGW、佐賀と熊本でいくつもの藤の花に出会いました。整えられた藤棚もあれば、山の中で自...
毎月の植物

初夏に多い白い花たち|似ているようで違う、その現れ方

桜の季節が過ぎると、街の色は一度落ち着き、やがて新緑が広がっていきます。その中で、ふと気づくことがあります。やけに「白い花」が多い。あちらにも、こちらにも。低い場所にも、高い木の上にも。同じように見えて、でもどこか違う白が、街の中に点在して...
毎月の植物

春なのに紅葉?4月に見つけた「赤い葉」の正体

4月の街は、桜の淡いピンクから一気に瑞々しい新緑へと塗り替えられていきます。けれど、そんな中でふと視線を向けると、春なのに、秋かと見まがうような「赤」が目に飛び込んでくることがあります。秋の紅葉(こうよう)とは違う、春にだけ現れる特別な「紅...
庭園・公園・植物園

2024年4月23日|日比谷公園 ~満開のツツジ~

出せていなかった記事がある。それは、2024年4月23日の日比谷公園でのツツジ観察レポートだ。2026年の今ごろから咲き始めるであろう。見つけた9種のツツジ桜が終わってしまったが、ツツジの艶やかな風景が広がる。日比谷公園には30種ほどのツツ...
エッセイ

桜は満開、ツツジはまだ——日比谷公園で見た春の時間差

春は、一斉に訪れるものだと思っていた。桜が咲けば春で、ツツジが咲けばさらに春が深まる。そういう、段階的でありながらも、どこか連続したイメージを持っていた。けれど、実際の公園を歩いてみると、その認識は簡単に崩れる。2026年3月末、日比谷公園...
エッセイ

なぜ目の前の桜に気づかなかったのか

オフィスの前に、大きな桜の木がありました。自動ドアを出ると真正面、10メートルほど先。視界にしっかり入る場所に、立派なソメイヨシノが毎年咲いていたはずです。それでも、10年前の私は、その桜をほとんど認識していませんでした。思い出せるのは、年...
庭園・公園・植物園

2025年3月|新宿御苑の桜の外側にある春

3月の新宿御苑は、どうしても桜に目が向きます。けれど少し視線を外すと、別の春が静かに進んでいました。今回は、桜以外の植物に目を向けて観察してみます。先に咲く樹木の花(上を見る春)黄色の流れサンシュユヤマブキ ハチジョウキブシトサミズキ アブ...