10月の品川シーズンテラス・芝浦中央公園で植物観察|紅葉の始まりと秋の実

庭園・公園・植物園

2026年10月20日、品川シーズンテラスと芝浦中央公園で植物観察をしました。

10月も下旬に入り、木々の葉が少しずつ色づき始めています。まだ本格的な紅葉には早いものの、秋が進んでいることを感じられる景色に出会いました。

今回は、色づき始めた葉、名残の花、咲き始めた花、そして秋の実を観察してきました。

10月下旬、少しずつ始まる紅葉

今回、紅葉が見られたのは、カツラ、ハナミズキ、ドウダンツツジ、モミジです。秋の紅葉というと、山や渓谷の景色を思い浮かべますが、都心の公園やオフィス街でも、木々の変化を見つけることができます。

カツラ、ハナミズキ、ドウダンツツジ、モミジ。それぞれ葉の形も違えば、色づき方も異なります。

同じ場所を季節を変えて訪れると、花が咲いていた木が実をつけ、緑だった葉が色づいていく様子を追うことができます。

まだ秋が始まったばかりのような景色の中にも、季節が確実に進んでいることを感じました。

名残の花と、咲き始めた花

今回見つけた花は、サワギキョウとツワブキです。

サワギキョウは、紫色の花が印象的でした。秋が深まる時期にも、こうして花を楽しめるのはうれしいことです。

一方、ツワブキは咲き始めの花が見られました。

秋の植物観察では、花の盛りを過ぎた植物と、これから花の季節を迎える植物が同じ時期に見られることがあります。「名残の花」と「走りの花」。季節の境目にある植物を見つけると、暦の上だけでは分からない季節の移り変わりを感じられます。

初めて見た、モッコクの赤い種子

今回、特に印象に残ったのがモッコクの実です。

これまでもモッコクという植物は見ていたはずですが、今回は果実の中身を初めて観察することができました。果実が裂けると、中から赤い種子が現れます。

木についている実を外側から眺めるだけでは分からない姿。実が熟し、裂け、中の種子が見えることで、植物の別の一面を知ることができました。

植物観察を続けていても、初めて見るものはまだまだあります。

花が咲いているときだけでなく、実が熟す時期にも同じ木を訪れてみる。そうすることで、これまで気づかなかった姿に出会えるのだと思います。

秋の実を探して

モッコクのほかにも、ソヨゴ、アキニレ、ザクロ、ハナカイドウの実を観察しました。

 

秋の実は、植物によって形も色もさまざまです。

ソヨゴの実、アキニレの実、ザクロの実、ハナカイドウの実。同じ「実」と呼んでいても、それぞれ異なる姿をしています。

以前、秋の赤い実をまとめた記事を書きましたが、実を観察するようになると、花や紅葉とは違った植物の魅力が見えてきます。

実の色や形を比べるだけでなく、果実が裂けて種子が現れる様子や、枝に残る実にも注目してみたいところです。

都心の公園で、季節の変化を見つける

今回の品川シーズンテラスと芝浦中央公園での植物観察では、少しずつ始まった紅葉、秋の花、そしてさまざまな実を見ることができました。

なかでも、モッコクの果実の中から赤い種子が現れていたことは、新しい発見でした。

植物は、花が咲いている時期だけが見どころではありません。花が終わり、実ができ、葉が色づいていく。その変化を追うことで、同じ場所でも訪れるたびに違った発見があります。

遠くへ出かけなくても、都心の公園やビルのそばで季節を感じることはできます。

これから紅葉が進むにつれて、同じ場所の景色もまた変わっていくはずです。次に訪れたときには、どんな植物の姿に出会えるでしょうか。

別の時期の様子

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