季節の花

毎月の植物

6月に見つけるとうれしくなる花たち|梅雨の中の小さな楽しみ

梅雨はあまり好きな季節ではありません。湿度が高く、洗濯物は乾きにくい。出かけるときは傘が必要で、空もどんよりしています。けれど植物観察を始めてから、この季節の見方が少し変わりました。雨の多い季節だからこそ美しく見える花があることに気づいたか...
エッセイ

『二百十日』を読んで気づいた、植物で季節を読む感覚|夏目漱石と阿蘇の秋

私ごとだが、2026年は夏目漱石の本を読むことを目標にしている。その中で読んだ『二百十日』は、熊本県阿蘇を舞台にした作品だ。読んでいて、自分自身の変化に驚いたことがある。以前の自分は、小説に植物の名前が出てきても、ほとんど読み流していた。け...
毎月の植物

五十五候 山茶始開|サザンカ・ツバキの季節ですよ

五十五候 山茶始開(つばきはじめてひらく)暦が「立冬」を迎えるころ、七十二候では「山茶始開(つばきはじめてひらく)」と記されます。“山茶花(さんちゃか)”=サザンカの古名がもとになったこの候は、冬の訪れを告げる静かな合図のようです。冷たい風...
植物×歴史

秋海棠と花海棠|季節を映す二つの“海棠”の名の由来

先日、秋海棠を見て心惹かれ(記事はこちら)、春の花海棠との違いに興味を持ちました。両方とも桃色の花をつけますが、季節は違います。気になって調べてみたら、その変遷が分かり、とても興味深かったので共有いたします。海棠という名の響き「海棠(かいど...