僅かなハナショウブの時期ですね。
先週、目白にある肥後細川庭園に肥後菖蒲を見に行ってまいりました。
6種類の肥後菖蒲の写真をお楽しみください。
また、近くには椿山荘や関口芭蕉庵もあるので、モデルコースも作ってみました。四季折々の植物観察が楽しめますので、ぜひ一度お試しください。
肥後細川庭園とは
文京区白にある細川家下屋敷の庭園の跡地をそのまま公園にした池泉回遊式庭園です。
肥後細川庭園 | 文京区 (bunkyo.lg.jp)
お庭は無料で開放されており、永青文庫で細川家の美術品も楽しめます。
熊本県出身者は一度は訪れるべき場所かと思います。
肥後花菖蒲
肥後六花(朝顔、菊、椿、山茶花、芍薬、菖蒲)の中の一つで、これらは門外不出のものとして熊本で大切にされています。
肥後花菖蒲とは、肥後藩主の細川斎護が江戸の松平定朝にハナショウブの苗を懇願し、1841年に城下に迎えました。武士の在り方を花の中心にある雄しべに投影して「芯」と呼び、これを大きく立派にすることに専念したそうです。細川庭園には28種類の肥後花菖蒲が観賞できます。そのうち、比較的綺麗に写真が取れた6種類をご紹介します。
その他の植物たち
ガクアジサイもたくさん見受けられました。群生しており、雨の日はより美しい光景が広がるだろうと予想されます。
オレンジの花はヤブカンゾウ?でしょうか。
また、入口の所には、菩提樹があり、実がなっていました。
目白のモデルコース
目白駅ーバス(12分)-椿山荘前ー椿山荘でランチ&お庭散策ー徒歩(6分)-芭蕉庵ー徒歩(2分)-細川庭園ー徒歩&バス(12分)-目白駅
残念ながら肥後細川庭園の呈茶サービスはなくなっておりました。以前は松聲閣の椿の間でお庭を見ながら抹茶とお菓子を頂けておりましたが、2024年3月からなくなってしまったようです。
永青文庫の別館でお茶ができるようなので、疲れたらそちらで一息するのもいいかもしれません。
最後に
次は7~9月に肥後朝顔が見られるようです。そして、11月下旬に肥後菊、11月~12月に肥後山茶花です。どれも見逃せません。お目見えすることが叶ったならば、またこのブログにてご報告したいと思います。
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