こんにちは。先日、遅ればせながら麻布台ヒルズに行ってきました。
暑い日でしたので、外に出るのが億劫でしたが、Green&Wellnessを掲げているだけあってとても素敵な植物の配置(といったらいいのか)でした。東京の街路樹やビルの前にある気持ちばかりの綺麗な緑たちに辟易していたのに、麻布台ヒルズはオシャレさと植物と人間を繋げる試みの両立がなされているように感じました。
私は実際の地面に生えていない木々や地面は「ラピュタ化」と呼んでいます。生まれ故郷の熊本では、ビルの上に庭があることはありません。なので、人間の頭で考えた養老孟子さんが仰る脳化社会の一つの弊害だと感じておりました。
しかし、一方で、科学の進歩とともに地面じゃなくても植物を楽しめる、また、植物の生命力の強さと相まって、新しい「自然」の形が出来ているとも考えることもできますね。
今回は、手当たり次第に写真を撮ってきたので、どんな植物があるか知りたい方は以下を読んでいただければと思います。思った以上に多種多様でした。
中央広場と果樹園
中心にある中央広場は他のビル同様、芝生や植物がありました。
ハクウンボク・アオダモ・ヤマモミジ
だんだん畑のようになっているところが果樹園でしたが、一番上までは上がれず、階段周りの果樹を観察してきました。ミカンなどは捥いで食べていいそうです。
スモモ、ラフランス、ラフランスの実!
カボス?、ジューンベリー。
ジューンベリーは6月になるベリーの一種のようです。ただ、ブルーベリー等も初夏なので一緒くらいでは?という疑問は残ります。
リンゴ アルプス乙女 実が成ってますねぇ。
姫リンゴのようで、実は小さいそうです。
キンカンは小さな白い花が数個見られました。
リンゴのような実が成っているけども分からない木と、ビワの木。
ビワは冬に白い花を咲かせ、6月くらいに実をつけますね。詳しくは、別記事のこちら。
上記のような高木に加え、ベニバナシャリンバイらの低木、ヤブランなどのお花なども見られました。また、手入れがされていない?と感じるようにイネ科の草が多く生えていましたが、それらは「自然」の力に任せるとの方針でそうされているようです。面白いですね。
東京の緑は綺麗に整備されていたのが特徴でしたが、あえて整備しない、手間がかかる落葉樹も積極的に植えているなど今までとは違った取り組みをされているようです。(参考記事はこちら)
桜麻通り (さくらあさどおり)
写真を撮り損ねましたが、多種の桜がありました。まさに私の理想の2~4月までの桜が見られるようです。十月桜・寒緋桜から始まり、サトザクラで終わるのが私の理想です。次回の訪問時に確認したいと思います。
さて、こちらも意図して同じ樹木を並べるのではなく、違う樹木を植えていることが分かりました。
異なる木が並んでいて、植物観察にピッタリでした。並び方にも意味があるのでしょうか。
DIORの前にはニシキギが、アオハダとその実
シュウメイギク、センダンの青い実、ムクノキ
ムクノキまで!ここは紅葉も綺麗でしょう。
エノキ(実をつけていました)、アラカシ
他にどんぐりの成る木は見つけられませんでしたが、もしシラカシ・コナラ・クヌギなどあれば秋は麻布台でどんぐり拾いもできそうですね。
おまけのお茶とグルメ
実はお茶が大好きで、京都・静岡はもちろん、新潟の村上市、熊本、福岡、鹿児島などの煎茶・玉露や、奈良の番茶、京都の抹茶、インド・スリランカの紅茶、中国茶に台湾茶など幅広く日々飲んでいます。
日本茶店は数あれど、HIGASHIYAさん系列のSABOE TOKYO。
ブレンド茶には食指が動かない私ですが、和のテイストを壊さず、有名どころとまだ知らないところのお茶を混ぜ合わせ、そしてちゃんとおいしい。鹿児島の焼酎の菌を使ったぷーあーる茶が気に入りそちらがブレンドされたものを購入しました。
また、マリアージュフレールやTWGに並ベラれそうな、白川清澄初のTEAPOND。
ダージリンとニルギリのアイスティを頂きました。おいしいし、パッケージもオシャレ。
個人的には、先発のブランドに勝つために「日本」というエッセンスを入れてほしかったとも思うけど・・・
最後に
Greenの部分はかなり良かったです。また季節を変えて伺いたいと思います。
その際には、もっと店舗開拓もしたいと思います。
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