こんにちは。先日浜松に行った際、楽器博物館に行きました。その際、よく知っている樹木の特性や使われやすい楽器などを学びました。
今回は、浜松市楽器博物館の内容と楽器という視点から樹木についてまとめてみました。
浜松市楽器博物館
浜松市はヤマハ、河合楽器、ローランドが本社を置く日本で一番の楽器の産地です。静岡県は徳川家康の影響で優秀な技術者が(久能山東照宮など)集まる場所で、そこからガンプラなどモノづくりが盛んになったと聞きます。
JR浜松駅北口より徒歩10分と交通の便も良いです。駐車場はありませんので近くのアクトシティの地下駐車場に停めました。
何も下調べせずに行き、1時間ほどしか時間が取れなかったのですが、最小2~3時間は必要です。それほど充実しています。
料金は大人800円です。最初、結構高いと思ったのですが、かなり充実しており、安いくらいです。
1F (1時間だと1Fだけで精一杯)
アジアと日本の楽器、国産洋楽器(オルガンなど)、体験館(世界中の楽器に触れます)がありました。見たこともない楽器、大きすぎる楽器が見られ大迫力です。そして、全世界に必ずある楽器を見て、人間にとって「音楽」の重要性を体感できます。
インド音楽に出てくるメロディがこのような楽器で奏でられるとは驚きでした。
楽器と樹木
ケヤキは一番硬く(★6)で、日本の太鼓やドラム・琵琶などに使われるようです。
センダンは硬さ★3でギターや木魚、琵琶の胴などにケヤキの代わりに使われるそうです。水を多く含むそうです。
晩春から初夏にかけてみられる薄紫の花をつける樹木 | 日本の植物 (herborist-snt.com)
桐はおどろきの硬さ★1で、筝(そう)に使われます。日本の食材の中で最も軽く、湿気を吸っても狂いにくく、火災に強いそうです。なぜ「桐」ダンスなのかが分かりました。昔はもっと火事が多かったでしょうから、大切な着物を守るために桐が使われていたんですね。
トチの木は硬さ★3でヴァイオリンやギター、ベースなどに使われているそうです。
最後に
楽器から樹木を見るとまた違った目で樹木を見ることが出来ました。桐が一番興味深かったです。日本は植物の種類が多様な国だと言います。昔からいろんな知恵によって使われていたのだと改めて思いました。
今後は、日本の伝統工芸品などから樹木について紐解いていきたいと思います。
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