センダンの花 in May

毎月の植物

5月に入ると繊細な黄緑と白と薄紫のグラデーションが気になる木が目に入りませんか。
東京だと豊洲の街路樹、麻布台ヒルズにも植樹されています。

栴檀(せんだん)
花期は初夏(5 – 6月頃)で[6]、本年枝の葉腋から花序を出して、淡紫色の5弁のを多数、円錐状につける[7]。花序の長さは10 – 20 cm[7]。花弁は長さ8 – 9ミリメートル (mm) で、表が白色、裏が薄紫色で、10個ある雄しべは濃紫色をしている[6]。花は美しさが感じられ[17]アゲハチョウ類がよく訪れる。なお、南方熊楠が死の直前に「紫の花が見える」と言ったのはセンダンのことだったと言われている。 wekipedia より

樹形は以下のように美しく、他の樹木よりも葉が出るのが遅いので晩春・初夏でも特に若々しい色の葉をつけています。

栴檀の木は高いのでなかなか花を近くで拝めませんでしたが、今年は近くで拝見することが出来ました。なんとも美しい花ではありませんか。私にとってはとてもいい香りがして、落ちている花を拾って香りを楽しみながら樹木観察を続けました。

センダン 花 センダン 花 センダン

高い木なので近くにあると見落としてしまうことがありますが、以前もおすすめしていますが、地面を見ていると花だけでなく実も落ちていることが多いです。子どもと自然観察をする方法 | 日本の植物 (herborist-snt.com)

以下のような銀杏のような実が房となって大量に落ちていたらぜひ上を見上げてみてください。栴檀の美しい花が見られるかもしれません。

センダン 実

図鑑で蝋を含むと記載があったので割ってみると確かに脂っぽい?内容物が入っていました。

栴檀 実 中身

 

まだまだ美しい紫の花を咲かせていると思いますので、探してみてください。

追加情報

麻布台ヒルズの木々の中にセンダンがいくつか見受けられました。
24年8月時点で実が見られました。今後、落葉し実も黄色に熟していくと思われます。

 

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