巾着田の曼珠沙華祭りと、堂平天文台・慈光寺を巡る9月の旅
9月末、巾着田の曼珠沙華祭りへ行ってきました。真っ赤な花の絨毯が広がり、秋の訪れを全身で感じられる風景に出会えました。本日時点では見ごろは終わりに近づいているそうです。今週末がラストチャンスです。
巾着田で出会えた植物
巾着田といえばやはり曼珠沙華(彼岸花)。赤一色に染まる群生は圧巻でしたが、近くでは珍しい白い曼珠沙華も咲いていました。
また、秋らしく咲き誇るスイフヨウや、季節を先取りするように花をつけたジュウガツザクラも観察できました。曼珠沙華に加えて思いがけない花に出会えるのも、この季節の楽しみです。
地元の味を楽しむ
巾着田の近くで立ち寄った手打ちそば 日和田(👉 Googleマップ)は、打ち立ての香りがよくとても美味しいお蕎麦でした。曼珠沙華祭りの際は、会場周辺に臨時駐車場も整備されているので安心です。
堂平天文台での一泊
夜は移動して、堂平天文台に宿泊しました。古い施設を活用した宿泊体験はユニークで、天文台内部を見学できるのも大きな魅力。
写真では伝わりにくい細かな使い勝手や雰囲気など、Web上ではあまり見かけない情報を実体験として記録しました。
観察できた植物は、アザミやゲンノショウコ、そして草原を渡る風に揺れるススキ。夜空と植物、どちらも秋を実感できる一日でした。
慈光寺とシュウカイドウの群生
翌日は慈光寺へ。境内でシュウカイドウが楚々と咲いていました。さらに近くにはシュウカイドウの群生地もあり、ピンクの花が斜面を覆う姿は見事。秋らしい静かな景観に癒されました。
万葉カフェむらさきと紫草
お昼は万葉カフェむらさきで。紫草を間近に観察することができ、紫紺染めについて学ぶこともできました。古代からの植物と文化の関わりを体感できる貴重な場です。
その後立ち寄ったとき川の小物屋さん(👉 Googleマップ)のオープンカフェの前では、偶然アキノウナギツカミも観察できました。
まとめ
巾着田の曼珠沙華から始まり、堂平天文台での宿泊、慈光寺のシュウカイドウ、万葉カフェむらさきでの紫草との出会い…。植物観察と地域の文化・食が一体となった旅でした。
9月の埼玉は、花や実りだけでなく、夜空や古代からの文化までも楽しめる場所。秋のお出かけにおすすめしたいコースです。
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