こんにちは。
今年(2025)は梅の開花が遅く、今週辺り温かくなるのと同時に花開くのではと期待しております。
ここ数年で行った関東の梅の名所の紹介をしたいと思います。開花情報はそれぞれのサイトでご確認ください。
今週末、行ってみてはいかがでしょうか。
東京都:向島百花園
こちらは、「百花園」の名に相応しい素敵な庭園です。
特に梅の季節と秋の七草の季節はどんな名画にも勝るとも劣らない場所です。
また、春の七草を展示するこのやり方は、ここが発祥です。
紅千鳥がとても美しく咲いていました。
東京都:香取神社
都内出身の方に教えていただいた場所。
梅まつりではお琴の演奏や甘酒を配られており、とても賑やかでした。
また、道向かいには「花と緑の学習園」というところがあり、植物好きにはたまらない場所もあります。ただ、ウメの時期は冬芽メインでしか見られないので、春など芽吹きの季節にくるとさらに良いと思います。
正面入って左には、「思いのまま」という梅があり、紅白両方の花を咲かすまさに思いのまま。
左奥には、緋の司の枝垂れがあり、こちらは大変珍しいそうです。
更に進むと、しだれ梅がありこちらにはメジロが飛びかい、絵画の様でした。
八重松島、御簾の内です。名前が素敵。
茨城県:偕楽園
日本三大名園の一つの偕楽園。こちらは梅でも有名です。
梅好きにはたまらない場所ですが、大変混みあいますので、徒歩圏内のホテルを取るか、電車で来て歩くのが無難でしょう。
また、中の好文亭という建物があり、そこは別料金で予約していればスムーズに入れます。忘れずに。建物から梅林を見るのが更に風情があっておすすめですが、それ以上にそれぞれの部屋の襖の絵が素晴らしいです。見る価値ありです!
烈公梅。徳川斉昭の異名「烈公」を持つ梅。よくわからんが、なんか元気出ます。
無類絞、月影
この、月影が写真では分かりにくいですが、儚く大変美しい。。。
好文亭の2階から。
梅以外にも竹林が大変すばらしかったです。入った瞬間に静謐な空間に身を置けます。
埼玉県:宝登山
埼玉県:越生
武蔵野という種が見たくて伺いました。華やかでした。
約700年前に植えられたとされる梅。
今後行きたい梅の名所
梅といえば菅原道真ですので、各地の「天満宮」に行きたいですね。
東風吹かば匂ひおこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ
百人一首には紀貫之の梅の句がありますね~
人はいさ心も知らずふるさとは花ぞ昔の香ににほひける
最後に
散歩をしていて、ウメの香りを嗅げたとき、なんとも幸せな気持ちになります。花より先に香りで存在を気づいたときのたまらなさったらありません。
名所に行くのも良し、人知れず咲いている梅を偶然見つけるのもよし。
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