ユリノキが好き

毎月の植物

こんにちは。
新宿御苑でここ2年観察を続けている大好きな木、ユリノキを紹介したいと思います。
ユリノキと新宿御苑のお客さんを観察していると、冬は遠くからユリノキを眺め、夏はユリノキの下で涼んでいます。人を引き寄せる樹木の一つです。
この記事を読むと、きっと新宿御苑でユリノキを見たくなると思います。

ユリノキとは

ユリノキ(百合の木[8]・百合木[9]・百合の樹[10]学名Liriodendron tulipifera)は、モクレン科ユリノキ属に属する落葉高木の1種である。高さ45メートルに達することもある大きな木であり、特徴的な形の葉をもつ(右図)。花期は晩春から初夏、オレンジ色の斑紋をもつ黄緑色の花が上向きに咲く(図1)。北米東部原産であるが、日本を含む世界各地で植栽されている。植物の学名の出発点であるリンネの『植物の種』(1753年) で記載された植物種の1つである[1 

日本には明治初期に渡来したと思われる。

ユリノキの花・葉・実・全体

花は4~5月にチューリップのような形の黄色とオレンジの花を咲かせます。
大木のため、目を凝らさないと見つけにくいと思います。

24年5月23日 @新宿御苑

葉は、別称半纏木(はんてんぼく)でもわかるように、半纏のような形をしています。

秋になると落葉し、実が落ち、花軸の部分がまた別のチューリップのように残ります。
初めてこの実?残った花軸を見たとき、心惹かれ、それからユリノキのとりこです。
秋や冬の済んだ空と寒い空気とユリノキの樹形と実が何とも言えず美しいのです。

樹形は、以下です。落葉後のは写真がなかったのでまた撮りたいと思います。

 

他にユリノキが見られる場所は?

・皇居周りの内堀通り
街路樹として植えられています。

・上野の東京国立博物館前

最後に

いかがだったでしょうか。

日比谷公園と皇居の間の街路樹になっていますので、新宿御苑に行かずとも観察できる身近な樹木と感じた人もいるのではないでしょうか。仕事に疲れたときに、観察してみてはいかがでしょうか。どの時期も見ごたえがあると思います。

 

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