子どもと自然観察をする方法

植物×子育て

こんにちは。ゴールデンウィークに入り、子どもと自然の中に行く機会もあることと思います。植物観察を始めて、子供と遊ぶこともとても楽しくなりました。

何をしたらいいかわからない方も多いようですので、五感を使って楽しむおすすめの方法をまとめてみました。是非、真似してみてください。新しい発見がありますように。

1.深呼吸をする

胸いっぱいに空気を吸って吐いてみましょう。大人の方はストレス値が絶対下がるはず。

2.植物を見る 👁

最初は何を見たらいいかわからないと思いますし、お子さんの年齢・身長によって楽しめることも変わってくるかと思いますが、お薦めは、「地面」をじっと観察することです。
「何もない」という思い込みを捨てて、黙って同じところを1㎡ほどをじっと見てみましょう。

・同じ草しか生えていませんか。
・何か実や種や花などは落ちていませんか。
・落ちている葉っぱは何色で同じ形のものばかりですか。
・何か虫は居ませんか。

エゴノキの花晩春には白い花が落ちてた!上を見るとエゴノキが!✨

秋にはきれいな葉っぱが。

3、気になった植物(何か)を触ってみる ✋

次は、観察した中で気になったものを触ってみましょう。初めは先に大人が触って毒見ならぬ毒触をしてからにしましょう。ふわふわ?ざらざら?カサカサ?どうですか。
春なので子供と若葉を触って「ふわふわ柔らかいね」と話していたら、翌週の植物観察で新しい植物を見つけて「柔らかい葉だよ」と教えてくれました。

*ウルシ科などはかぶれる場合があるので、ご注意ください。

3、気になった植物(何か)を嗅いでみる 👃

葉っぱや花を見つけたならば、嗅いでみましょう。いい香りのものも、苦手な香りもあるはずです。葉っぱは破る、枝は折るとまた違った香りがするかもしれません。
(私は、クロモジやコブシの枝、センダンの花の香りが大好きです。)

センダンの花センダンの花からはすっきりしたいい香りが。

4、気になった植物(何か)の音を聞いてみる 👂

気になったものを振ってみましょう。実だと中の種の音がするかもしれませんし、草だとカサカサと音がするかもしれません。
また、立ち止まり目を瞑って自然の音を聞いてみてください。鳥の鳴き声や虫の羽音、木の葉がすれる音、何かが落ちる音、意外にいろんな音が聞こえてみます。
(私は秋に背の高い蘆やススキの間を分け入っていた時に、「カサカサ」とバッタや何らかの虫がたくさんうごめいている音がしてとても怖かったです。人間はぜい弱さを体感できるかも)

 

5.(最難関)気になった植物(何か)を口に入れてみる 👅

こちらはかなりハードルが高いと思いますが、「実」系なら調べて食べられるか確認するのもありですね。

(初夏にはヤマグワやヤマモモの実がなっていて、かじってみたところとても美味しかったです。また、秋にはスダジイのどんぐりをそのままパクリ。「ナッツ」でした。)

まとめ

範囲を限定して五感をフル活用すると子どもは大人も驚くものを発見します。そんなフレッシュな子供たちに負けず、大人は大人の熟成された感性で新たなものを発見していきましょう。
子どもたちと自然観察した後に「一番気になった植物は?」と質問してみるのもいいかもしれません。私は九州育ちだったため、自然観察に抵抗はなく、なんとなくやり方?も分かりますが、触れてこなかった人には未知の世界だと思います。まずは足を止めてゆっくり五感を使って感じてみてください。

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